子の疑問への親の答え方。

サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ)

2012年11月06日 15:10

「どうして空って青いの?」

だれでも、子どもの頃に抱いた疑問かもしれません。

次から次に質問をしてくる時期があります。

答えを知っているなら良いのですが、知らなかったり、あまりの質問の多さに「しらん!」「うるさい!」「後でね…」「…(無視)」という感じになってしまうことがありますね。



でも、このような質問が出てくるのは「知的好奇心」が高いからです。

知的好奇心を維持できれば、大きくなって「勉強しなさい!」「宿題やったの!?」なんて小言がいらなくなるかもしれません。

私たち大人も、子どもの頃に勉強が「楽しかった」「好きだった」と言えるのは極少数でしょう。

でも、大人になってからようやく勉強の必要性を知り、自分の事を棚に上げて「勉強しなさい!」って言ってしまいます。



子どもたちはゲームが得意です。

最近はポータブルゲームが普及し、どこででもゲームをやっている子どもを見かけます。

買い物中、外食中、道端に座り込んで…。

勉強もこのくらい集中してくれれば…って思ってしまいますね。

さて、ゲームでは子どもたちは多くの特殊用語を覚え、技術を駆使して次々に難題をクリアしていきます。

そう、自学自習して自己解決しているのです。

勉強が得意でない子も、ゲームは得意だったりします。

勉強も同じように楽しさを知れば、きっとできるようになるのです。



だから、その知的好奇心を削いではいけません。

分からない事は「お母さん(お父さん)も分からないよ。そんなことに気付くなんてすごいね!大きくなったら調べてみたら?(インターネットで調べてみるね)」とか、少し大きな子なら「自分で調べてみたら?」とか、「知りたいという意欲」に繋げてみてください。

それも大切な勉強だと思います。

せっかく子どもたちが「勉強したい」と言っているのに、「知らん!」と言うなら、「勉強をするな」と言っているようなものです。

勉強したいオーラを消さず、大切にしてあげてください。



私が開く科学実験教室は、このような子どもの知的好奇心を大切に育てる事を目的としています。


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