視力と学力と中学生の脅威の集中力。

サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ)

2012年11月07日 11:37

最近、お子様が目を細めて遠くを見ることはないでしょうか?

ならば、すぐにメガネなりコンタクトを作られる事をお勧めします。

視力が落ちると学力が必ずと言っていいほど低下します。



私は中学の頃に視力が落ち始めました。

大好きな理科の授業だったら、黒板丸ごと写真のように覚えていましたし、先生の言葉も録音したように覚えていました。

定期テストの問題を解くとき、「あ、この答えはあの時の授業で、黒板の右下に書いてあったなぁ」とか、覚えていたものです。

ところがある時、その能力が落ち始めました。

後から気付いたのは同時に視力が落ちていたことです。



黒板が見にくくなり、ノートに書き写すことに集中力が奪われ、先生の話が耳に入りにくくなっていました。

事実、私の教え子も視力が落ちると同時に学力が落ちることが非常に多いのです。



中学生の集中力は人生の中で最も高いと言われます。

小学生は雑念が多いと言ったらいいのでしょうか?

大人に比べれば物事をどんどん吸収するのかもしれませんが、色々な事に興味を持ち、キョロキョロしたり手遊びしたり…。

脳の発達が完了し、少し大人になって落ち着きを持ち、基礎学力や常識が備わったことで色々なことが分かるようになった中学生の時期が、実は最も集中できるのです。

高校生~大人になればなるほど、その集中力は低下していきます。

この集中力が手に入るのは今だけです。

できるだけ早く視力をサポートしてあげてくださいね。


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