放射線と竜巻を見よう!

サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ)

2013年09月11日 19:20

今週土曜日は午前10時より実験教室を開講します。

今回は東日本大震災以降、世間を騒がせている放射線を目で確認する実験を行ないます。

また、こちらも大きな被害が出た竜巻ができる様子を確認する実験も合わせて行なってみたいと思います。

小さなお子様には難しい内容ではありますが、テレビでよく聞く言葉ですから、

正しい知識を一緒に勉強していきましょう。



最近になっても汚染水漏れが発覚し、今なお続いている福島原発の問題。

放射線とは一体何なのか、気になって調べた方も多くいらっしゃると思います。

皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

原爆、チェルノブイリ原発事故、フクシマ。

このような経験から、非常に恐いイメージを持っているのではないでしょうか。



今回の実験では放射性物質を持って来ます。

いえ、恐いものではありません。

普通に売られているものに含まれています。

放射線には種類があり、安全なものと危険なものがあります。

もちろんお持ちするのは安全な方です。

そして、飛ぶ放射線を肉眼で見えるようにしてみます。



身の回りには放射線が普通に存在しています。

私たちは常に被爆をしています。でも健康ですよね?

むやみやたらに恐がるのではなく、正しく恐がることが必要なのです。

この実験と講義を通して、放射線の正しい知識を持ち、

原発問題などへの自分なりの考え方を持って欲しいと思っています。



そして、放射線が見えるまでの待ち時間の間に、ミニ竜巻を作ってみましょう。

こちらもヒートアイランド現象などの、人間が作り出してしまった問題が関わっています。

人間と自然との調和についても考える機会になれば、と思っています。

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