錬金術は可能です♪

サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ)

2012年11月14日 18:36

【錬金術】ありふれた物質から金を生み出して金儲けをしようとすること

中世ヨーロッパにおいて、錬金術というのが流行りました。

安い物質が高い金に変われば儲けもんですから。




錬金術を行なう人を錬金術師と言います。

錬金術師達は金を作ろうと試みる過程から、様々な化学反応を発見しました。

錬金術の事をアルケミー(alchemy)、錬金術師の事をアルケミスト(alchemist)と呼びます。

現代の「化学」は英語でケミストリー(chemistry)と言います。

つまり、「化学」語源は「錬金術」なのですね。

そう、「錬金術」が変化して「化学」という学問ができたのです。

人間の悪い意味での欲が、現在は人のためになる技術として変化を遂げたんですね。

でも、その欲があるからこそ、化学はここまで発展できたのでしょうね。



さて、現代の科学では理論上、錬金術は可能です。

詳しい話は別の記事でご紹介するとして…。

しかし、実現するには凄まじいエネルギーが必要です。

つまり錬金術を行なうには、同じ質量の金を買う以上のお金が必要なんです。

これでは本末転倒ですな

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