ホタルを見てきました。

サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ)

2015年06月08日 15:18

先日の土曜日、子ども達を引き連れてホタルを見に行ってきました。

熊本市は割りと近くでもホタルが見られる場所が多く、自然の豊かさを感じます。

私が知っている穴場では、ホタルの数は少な目ですが、人が少なくゆっくりと見られます。

人が増えると困るので、場所は公開しませんwww



今回見られたのはゲンジボタル。

ヘケボタル・ヒメボタルに比べ身体が大きく、ゆったりと光るのが特徴で、私はこちらの方が大好きです。

今年のピークは早かったようで、数は少なかったですね。



さて、「メスは光らない」と思っている方も多いようですが、光りますよ!

メスはあまり動かず、草や葉に止まって弱い光を出しています。

オスは飛び回って強い光をだし、メスを見つけるとスッと寄っていきます。

とても美しい求愛行動ですね。

ちなみに、ホタルの光はプロポーズの光が有名ですが、他にも敵を威嚇するための光などもありますよ。

卵や、幼虫、蛹も、生涯を通して光るんです。



せっかくなら、近くでも観察してみたいですよね。

こっちの水は甘いぞ…という歌がありますが、水ではなくもっと確実なホタルの呼び寄せ方があります。

ペンライトのようなもので、メスと同じようなタイミングで点滅させるんですよ。

ただし、あまり強い光は見ている人にも、ホタルにも迷惑ですので、弱い光でやってみてくださいね。



ちなみに、当教室のオリジナル実験「ホタルスライム」は、

本物のホタルと同じ「ルシフェリン-ルシフェラーゼ発光」のスライムです。

同じく、幻想的な光を見ることができる、美しい実験です。

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