無重力は存在しない?
星出さんお帰りなさい!
星出さんが4ヶ月余りに及ぶ、国際宇宙ステーションの長期滞在から帰還されました。
で、ちょっとした宇宙の話。
一般的に「宇宙=無重力」というイメージを持つと思います。
ですが、正確に言えば無重力という場所は存在しません。
国際宇宙ステーションに居ようが、地球の重力の影響を受けます。
もっと離れた月だって、地球の重力があるから周回しているのですから。
地球の重力の影響を受けているはずなのに、
国際宇宙ステーションからの映像を見ると、皆プカプカ浮かんでいますよね?
これは常に地球に落ちているからです。
常に重力に対する支えがない状態が作られると、重力を体感できない、つまり無重力状態になります。
では、国債宇宙ステーションをはじめ、地球を周回している衛生はなぜ落ちてこないのでしょうか?
それは、落ちながら水平方向に高速で移動しているからです。
落ちたとしても水平方向にすすめば、地球から離れることができます。
これを繰り返して常に落ちている状態を作り出すのです。
宇宙は星で満ちています。
つまり、どこにだって重力が存在するのですね。
「宇宙は無重力」という当たり前だと思われる事象も、実は簡単にそうだとは言えない。
このような常識が、科学を思考する上で邪魔になることが多々あるのです。
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