さて、受験日が刻々と迫って参りました。
焦っている人も多いことでしょう。
さて、本日は今からでも点数を伸ばす方法をお教えします。
1.まず受験校の過去問を解きます。
大分前に既に解いた事のある人は、もう一度忘れた頃の過去問を解きます。
2.点数が取れそうな部分を探します。
すぐに点数になりやすいのは数学(算数)です。
特に得点が低い人は、簡単な計算問題などができているか確認しましょう。
難しすぎる問題は、ほとんどの受験生が解けません。
そんな所で悩むより、すぐにどうにかなりそうな部分を中心に学習しましょう。
100点をとる必要なんてないのです。
1教科くらい0点をとっても、他の教科が90点なら、受かるかもしれませんね。
逆に漢字の読み書きなどは捨てる勇気も必要です。
単純な計算問題と同じように、一見簡単に点数になりそうに見える部分ですが、
どの漢字が出題されるか分かりません。
たった1点をとるために、30も40も漢字を覚える努力をしなければなりません。
余裕がなければまずは他の部分で点が取れないか探しましょう。
山をはるのではなく「確実に取れるところを落とさないようにする」と考えてください。
3.得意な分野を伸ばすか、苦手な分野を克服するか。
得意な分野なのにその部分で点数が取れていない場合はラッキーです。
まずは得意な分野で点数を取れるようにもう一度見直しましょう。
得意な分野はきちんとできていて、簡単な問題も全てできている、という優秀な方は、
点数が取れていない分野に着目しましょう。
4.焦らず一つ一つ。
当然ですが、焦ってしまうと「あれもしないと、これもしないと」と、
バラバラと手をつけてしまって、中々身になりません。
しっかり一つ一つ点数を取れるようにしていくことが重要です。
どの教科も平均的に解けなければならないような資格試験とは違います。
全教科の中で1点でも多く取れればいいのです。
5.たくさんのテキストに手を付けるな。
各教科で受験対策になりそうな1冊に絞り、信じて勉強しましょう。
厚いテキストは中々終わらず焦る一方です。
練習問題がしっかりある、薄いテキストを1冊終わらせる気持ちでやりましょう。
多くのテキストをやるより、1冊を繰り返しやる方が身になります。
6.受験日までの計画を立てる
上記を踏まえ、今から勉強すべき事を書き出して見ましょう。
そして、その勉強をどのようにやっていくのかを計画しましょう。
毎日やらないと忘れるようなものは、ベースとして1日○分間などと決めます。
あとは計画通りにやっていくだけ。
どうしても躓いた場合は早めに計画を変更しましょう。
とにかく「点が取れるものを把握して、無駄に落とさない」というのが、直前の課題ですよ。