子どもに勉強させる方法5【連載】

2013年01月31日

子どもに勉強させる方法を連載中です。

本記事は第五回目です。

すみません、更新をミスりました。

第四回目に新しい記事を上書きしたみたいです。

戻しておきます!

始めから読みたい方はこちらへ。



「子どもに勉強させる方法」
5.夢を原動力に

 お子様には将来の夢がありますか?
 スポーツ選手など、一見勉強とは無縁の夢だったとしても、小中学生の学習内容というのは普通に生活するうえでも必要なことです。簡単なところでは、買い物や家計における計算や、文章を読む力などは、誰でも必要になってきます。
 本気でスポーツ選手を目指すという高い目標を持っているなら、そのモチベーションを生かして、勉強に結び付けましょう。例として、サッカー選手が夢だったと仮定してお話します。
 最近は日本人選手が海外に行って大活躍をしていますね。現地の言葉が分からなくても、英語ができればある程度言葉が通じ、より的確で迅速なコミュニケーションをとることができるるでしょう。スポーツは最近では科学的に検証され、「スポーツ科学」という分野ができました。どうすれば効率よく必要な筋肉を増強できるか。どのような食事が、どのくらいの睡眠や休息が適切なのか。どのような練習メニューが最適なのかを科学的に割り出し、実践しています。
 そもそも試合に挑むと、相手との騙し合いです。相手選手の癖や動きを読取り、次にとるべき行動を瞬時に割り出します。人はそれを「勘」と言うかもしれませんが、円滑な脳の働きでできることですから、柔軟な脳にする鍛練が必要でしょう。
 スポーツと言うものはケガがつきものです。選手として使い物にならなくなったときには途方に暮れるでしょう。その時のためには、臨機応変に対応できるだけの知識や知恵を持っておくべきでしょう。サッカー選手以外の道も残しておくということです。消極的な言い方だと「逃げ道」ですが、逃げ道を持つというのは、人生に幅と奥行きを生みますから、決して悪いことではありません。精神的な余裕は何事にも大切なことです。一つの事を成し遂げるにしても、百も千も幅広い経験をしたほうが有利なのです。
 確かに、勉強ができなくても素晴らしいサッカー選手はたくさんいるでしょう。でも、有名なサッカー選手はサッカー人口に対してごく少数です。サッカー選手を夢見た多くの人が、涙を飲んで他の道を辿る結果となったはずです。そのときに「サッカーに打ち込んでいたから、他の道が無い…」という後悔よりも、「サッカーの経験をしていて良かった」と思える余力を持っておく必要があるでしょう。


同じカテゴリー(読み物)の記事画像
熊本の皆様へと、メッセージを頂きました!
同じカテゴリー(読み物)の記事
 誤った科学実験方法に注意! (2017-10-11 17:55)
 熊本の皆様へと、メッセージを頂きました! (2016-08-06 19:24)
 ホタルを見てきました。 (2015-06-08 15:18)
 市科学展「金賞」、県展「優賞」おめでとう! (2014-11-25 13:15)
 子どもに勉強させる方法6【連載】 (2013-01-31 17:42)
 子どもに勉強させる方法4【連載】 (2012-12-12 18:57)

Posted by サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ) at 17:36
Comments(0)読み物
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。