5/11は押し花・ドライフラワー。

2013年05月09日

次回の実験教室開講日は5月11日(土)午前10時~11時半。

翌日は母の日なので、プレゼントして喜ばれる押し花とドライフラワーの実験を行ないます。



花の命は短いもの。

せっかく育てた花や、贈られた花束をいつまでも楽しみたいという願いが形になったものが、押し花やドライフラワーです。

花が枯れるのを防ぐには、枯れる前に含まれている水分を抜くこと。

ドライフラワーで一般的に多いのは、花束を逆さにつり下げて自然に乾燥させるもの。

でも、結局茶色く枯れたようになってしまい、色を残す事は難しいですね。

今回の実験では、急速に乾燥させて、色味をしっかり残すことができる押し花とドライフラワーを作成してみます。

数日間かかるため今回は作成しませんが、最近ではプリザーブドフラワーというものも増えました。

水分を腐敗しない物質と置き換えることで、やわらかく生花に見えるものです。

ドライフラワーを作成後にグリセリンと無水エタノール、着色剤を混ぜた溶液につけておけば簡単にできます。

大きな花屋さんでは、プリザーブドフラワー用の溶液も売られていますから、こちらを利用するとチャレンジしやすいと思います。



ちょっと恐い話ですが、動物も腐る前に水分が抜ければ保存がききます。

「世界一美しいミイラ」をご存知でしょうか?

正確には「死蝋(しろう)」と言って、腐敗菌が繁殖しない環境下で、脂肪が蝋(ロウ)やチーズのように変質したものです。

ロザリア・ロンバルドという少女の死蝋は、まるでただ眠っているかのように生前の姿を留めています。

ご興味のある方はご検索されてみてください。


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Posted by サイエンスタイム®(旧九州サイエンスラボ) at 13:13
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